『上州の二郎系と言えば、まず誰でも思い浮かべるのは、
いわゆる上毛三店の「大者」,「つの旨」,「滋悟郎」であろう。』
○自家製ラーメン 大者(だいじゃ)
営業時間: 11:00~14:15 19:00~22:45
定休日:不定休
駐車場:店前9台+利根書店共同駐車場10台。
席:カウンター13席 ※助手がいない場合、10席。
客層:学生,男性おひとり様。
特徴:「とっぴんぐぅ?」。
概要:群馬のうまいラーメン(2016~2017)に掲載。
麺:麺少な目(200g),通常300g,大盛り450g。
無料:ヤサイ,ニンニク,アブラ,カラメ
↑ラーメン+大盛り,半熟味付玉子(ニンニクアブラ)
麺 :D,C,B,A,S 固め,平打ちの自家製太麺。
スープ:D,C,B,A,S 乳化率高,豚力高,とろみ。
野菜 :D,C,B,A,S 粗ニンニク,分福もやし。
豚 :D,C,B,A,S ホロホロ豚×2。
総合 :D,C,B,A,S とても美味しい
特性 :群馬県の二郎系ツートップの一角。
・食べた感想
↑『「大者」は眺めて美しい一杯だ。
ゆったりと左右に張ったヤサイが伸び伸びと縁まで拡がって、
見ていて気持ちの休まるような優しく和やかな姿をしている。
「つの旨」は「大者」に比べると幾らか圧縮された形に見えるが、
しかし、縁まで引いたヤサイはやはり美しい。』
↑『「大者」も「つの旨」も見ていて美しいだけではなく、
食べてさらにその美味さにおどろく一杯である。』
↑『双方とも上に静かな明るいアブラがあり、
それを取り巻くオーション麺の影を映じている。
豚があり、ヤサイがあり、終日食べずとも空腹を知らない。』
『「滋悟郎」は、高崎を過ぎて太田市に近づくにつれて見えてくる。
ある豚人が「群馬一の盛りだ」と表現したが、
確かにその奇峭な山容はロッターの眼を牽かずにはおかない。
上州では他に類のない二郎系である』
『以上の3店はいずれも独自の特徴を持った二郎系であり、
上州が名店として誇るのももっともだ。』
「二郎系紀行 上(豚と野菜社)」より